
こんにちは!きったんです。
今回は独学でTOPIK6級に合格した方法についてお話ししていきます。
その前にまずはTOPIKについてです。
TOPIK(韓国語能力試験)について
https://www.kref.or.jp/examination/topik
TOPIK公式HPに書いてある通り1〜6級の6段回あり数字が高い方が高難易度になります。またTOPIKⅠ(1〜2級)とTOPIKⅡ(3級〜6級)に分かれています。6級目指す方は間違えてTOPIKⅠを受けないようにしましょう。
たまにTOPIK1級受かりましたとSNSで報告しおそらく一番高い級に合格したと思い称賛している方と一番下の級と言えなかったであろう『ありがとう』のみで返している方のやり取りをを見ます。
実際、公式に書かれているレベルに関してですが、1級⇩
・自己紹介、買い物、飲食店での注文など生活に必要な基礎的な言語(ハングル)を駆使でき、身近な話題の内容を理解、表現できる。
・約800語程度の基礎的な語彙と基本文法を理解でき、簡単な文章を作れる。
・簡単な生活文や実用文を理解し、構成できる。
https://www.kref.or.jp/examination/topik
逆に6級というと、、、
・専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる。
・ネイティブ程度までではないが、自己表現を問題なく話すことができる。
https://www.kref.or.jp/examination/topik
といった感じです。
僕の個人的な感想としてTOPIK2級までは韓国語の証明としては使えないのでTOPIKⅡから受験することを強くお勧めします。
それでもTOPIKⅠにまずは合格して達成感を味わってからTOPIKⅡに行くのもありだとは思います。
TOPIKⅠに関しては、以下の勉強のみで十分対応できます。

TOPIK6級の勉強法
TOPIK6級合格するためには3−4級(中級)⇨5−6級(高級)とステップアップしていく必要があります。
❶単語力を強化
❷過去問を解きまくる
❸作文対策をする
TOPIKⅡではリスニング、リーディング、ライティングの3分野があり、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマでビジネスチックな内容で出題され問題が前半ほど簡単、後半ほど高難易度といった形になります。
そこで基礎体力となるのがステップ❶の単語力強化で単語力を鍛えていくことになります。単語が理解できないとまじで何も理解できません。単語については以下の単語帳を使って覚えるのがおすすめです。

ベースとなる単語がたくさんのっており、かなり読解の際に役に立ちます。僕自身この単語帳を持ち歩き電車での移動の際にボロボロになるまで使いました。
単語を覚えるのは地味で短調な勉強になるので挫折する方も多いと思いますが、実はコツがあって効率的に覚える方法として漢字しりとりがあります!!
ex)単語단어⇨語学어학⇨ 学生학생⇨生活생활⇨活動활동⇨動作동작⇨作業작업⇨業務업무
というように漢字1つに対して対応しているハングルが1つしかないです。また日本語の漢字は音読み・訓読みがありますが、韓国語は1つしかないです。
ex)日曜日-일요일 日本-일본 //日=일
なので漢字語であれば知らない単語でも対応する漢字のハングルを知ってると連結することで爆発的に単語力が増安ことができます。(日本人が韓国語を習得しやすい理由の1つになります)
ステップ2としては過去問をひたすら解きまくるです。正直、リスニングとリーディングは傾向が酷似しているので資格取得最短を目指すのであれば過去問を網羅すれば有利に試験を進めることができます。
リスニングのテスト前に音楽(曲:アリラン)が約2分間流れ、音声チェックが入りますがその際に問題をチェックする時間があるのでそこで問題の選択肢を先に読んでおき内容把握してストックを作っておくとリスニングでもアドバンテージできるのでこの方法もおすすめです。
過去問には似たような文法や、言い回しが何度も出てくるので、過去問でわからなかったところを理解することが次の試験の得点アップへの最短ルートとなるでしょう。
ステップ3として作文対策になります。作文はかなり苦手とする方が多いです。6級合格者の中でもリスニング96点、リーディング94点、ライティング40点みたいな方もざらにいます。(むしろこのパターンが多い)なのでしっかりと対策が必要になります。具体的対策として、
作文対策1:お題に対して日本語で書いてみる
作文対策2:分かち書きと文章体のルールを完璧に理解する。
作文対策3:実際にハングルで書いてみる。
作文対策4:作文用に文章表現のストックを蓄えておく。
になります。
対策1に関しては、いきなり外国語で小論文を書けと言われてもかなりハードルが高く書けないと思います。なので初めは母国語の日本語で自分の意見で書く練習をし、そこから韓国語に直していくのがいいと思います。

そもそも韓国語の作文以前に日本語の語彙力が乏しいことが原因なんてことも・・・
対策2に関しては分かち書き・文章体のルールの理解を徹底することです。
※分かち書きとは文の間にスペースを空けるルールで文章をみやすくする効果があります。
分かち書きと文章体のお手本はまさしくリーディングの文章そのものです。そこから覚えた表現を拾い上げて自分のものにしていきましょう。
⚠️分かち書き・文章体を間違えると減点されてしまいます。同じ内容でも減点されるともったいないのでルールは頭に叩き込んでおきましょう。
対策3に関しては、実際書くことでどれくらい書けるのか肌で感じることが大切だからです。また50分の制限時間内で小問2問と300字と700字の作文作成が必要です。ゆっくり書いていてはとても間に合わないので、スピードが必要になります。何度も解き直しスピードも上げていきましょう!
対策4に関しては、難易度の高い文法や表現をストックし使うようにすると得点が伸びるように思います。
ex)・뿐만 아니라/だけではなく
・는 법이다 /するものだ
・기 마련이다/ するものだ
・이른바 /いわば
・과언이 아니다/過言ではない
・할 우려가 있다/する憂慮がある
このように試験前に自分でリストを使いやってみると作文で高得点が取れる可能性が高まります。
まとめ
単語力強化⇨過去問解きまくる⇨作文対策
以上が、僕が独学2年でTOPIK6級合格した方法になります。
いかがでしたでしょか?意外とシンプルだけど継続するのが難しそうと感じたでしょうか?
ちなみに過去問以外ではリーディングやリスニングの練習としてNAVERのニュースを使ったりもしました。
(TOPIK6級よりも内容が難しいので初めから挑戦は少しハードルがあります。ただ本試験の時に楽になります)
なかなか長い道のりではありますが、6級取得できた時の達成感と嬉しさは忘れられません。ぜひ継続して学ぶ楽しさを覚えていって頂けたらなと思います。記事が少しでも役に立てたなら幸いです。
それではアンニョーン🇰🇷
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